健康経営エキスパートアドバイザーの奈蔵和香(なぐらわか)です。
「月曜の朝になると、どうも気分が上がらない」
「仕事に行きたくないわけじゃないけど、エンジンがかからない」
こうした声は、決して珍しいものではありません。
むしろ、多くの職場で共通して見られる現象です。
実は、月曜日のメンタルダウンは“社会現象”とも言われており、個人の意欲や性格だけで片づけられる問題ではありません。
健康経営やメンタルヘルスの観点から見ると、ここには明確な理由があります。
月曜の不調は「バイオリズムの乱れ」から起きる
人間の心身は、
・活動
・休息
この2つを繰り返すことで、バランスを保っています。
このリズム(バイオリズム)が整っている状態では、ストレス耐性も高く、集中力や生産性も安定します。
しかし、週末の過ごし方によってこのリズムが崩れると、月曜日に不調が表れやすくなるのです。
これは個人の努力不足ではなく、生理的・心理的な反応です。
健康経営で見落とされがちな「休日の質」
健康経営というと、
・運動施策
・食事改善
・残業時間の削減
などが注目されがちですが、実はもう一つ重要なのが
「休日の質」です。
特に次の2つの状態は、月曜のメンタル不調につながりやすくなります。
① 心は元気、体は疲れたまま
家族サービス、旅行、イベント参加など、
「楽しいけれどアクティブすぎる休日」。
この場合、
・心理的満足感は高い
・身体的回復が不十分
というアンバランスな状態になります。
結果として、月曜の朝に
「気力はあるのに体が動かない」
という状態が起こります。
② 体は休んだが、心や脳が休めていない
一方で、
・家でゴロゴロしていた
・寝る時間は十分だった
それでもスッキリしないケース。
これは、
・仕事の不安
・人間関係のストレス
・将来への心配
などが頭の中に残り、脳と心が休息できていない状態です。
この状態も、メンタルヘルスの観点では「回復不十分」と言えます。
本当の休息とは「体・心・脳」を休めること
健康経営・メンタルヘルスにおいて重要なのは、
体・心・脳の3つすべてを回復させることです。
どれか一つだけが回復しても、パフォーマンスは十分に戻りません。
そのために注目したいのが、日曜日の夜の過ごし方です。
月曜のパフォーマンスを左右する「日曜夜」
日曜日の夜は、次の週への“切り替えポイント”。
ここをどう過ごすかで、月曜の状態が大きく変わります。
・早めに就寝する
睡眠はメンタルヘルスの基盤。睡眠不足は不調の最大要因です。
・軽いストレッチで身体を整える
自律神経の切り替えをスムーズにします。
・瞑想や深呼吸で脳を休める
思考を止める時間をつくることで、ストレス反応をリセットできます。
これらは個人でもすぐに実践でき、企業のセルフケア啓発にも取り入れやすい施策です。
月曜不調を「個人任せ」にしない健康経営へ
月曜の不調を
「やる気がない」
「甘えている」
と捉えてしまうと、メンタル不調は見えにくくなります。
健康経営の視点では、
・不調は“兆候”
・早期対応が生産性低下や休職を防ぐ
という考え方が重要です。
月曜の朝の重さは、
組織としてのケアを考えるサインかもしれません。
まとめ
・月曜の憂鬱は社会現象であり、個人の問題ではない
・休日の過ごし方がバイオリズムを左右する
・体・心・脳の回復がそろってこそ、本当の休息
・日曜夜のセルフケアは、健康経営の重要な入口
社員一人ひとりが月曜の朝を少しでも軽く迎えられること。
それは、メンタルヘルスに配慮した組織づくりの第一歩です。

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